天気のいい土曜日の夕方、リヒテンシュタインの展覧会は、幸い覚悟していた程の混雑ではなかったのが救いだ。六本木駅から国立新美術館に向かうことの多い俺だが、今回は、乃木坂駅から直結の雨にぬれずにいけるルートを通った。まあ・・・いい天気でしたけどねw



美術館のアプローチというものは、俺はけっこう重要だと思う。多くの人にとって、美術館や展覧会は非日常ともいえるわけで、観賞する気持ちを研ぎ澄ますためにも、できるならば、十分で快適なアプローチがあったほうがいいだろう。もっとも私設の美術館で、そこまでで...
続きを読む≫ 2012/12/10 10:12:02 メイン
まあ、そんなに悪いもんじゃないとは思ってます。嫌いじゃないです。



何回か、国立新美術館にはいっているけど、このマーク?ロゴ?をしっかり意識したのは今回が初めてだな。いつも六本木駅から来るからかしらん。乃木坂駅からのアプローチで、美術館に入るガラス扉の脇にこいつがあった。
国立「新」美術館が開館する時、けっこう注目していたことを思い出す。大げさに言えば、この平成の世に、国がどんな美術館として世に問いかけるのかなぁ。とかなんとかw悪趣味なコケオドシに満ち満ちた美術館でなくて、安堵したなぁwド素...
続きを読む≫ 2012/12/10 10:34:11 メイン
さすがに館内や展示会場は写真は撮れない。最近、常設だと写真をOKにしている美術館も増えてはきているが、今回は借り物だし。

常設でも絵画系は、撮影NGでもいいと思うんだよな。保護最優先でいいんじゃないのかね。携帯で撮影したって、SNSかブログに投稿するだけだろうし。と、まあ、こうして書いている俺も、人のことは言えないんだけどなw

バロック、ルネサンスの作品が多い。技法が高度であることは、俺でもわかる。でも、俺には詳しく書けない。つまり、これの本質的な理解は、厳しいな。
芸術が個性だよね、みたい...
続きを読む≫ 2012/12/10 10:16:46 メイン
リヒテンシュタインの展覧会の最後の部屋は、ミュージアムグッズの販売所だ。この配置は、国立新美術館でやるどの特別展でも、だいたい同じだなあ。しかしなんだかグッズの類に、露骨とも思える商業主義の産物が入っていて興が醒める。勿論、しょうがないのだろうなとも思う。実際、リヒテンシュタインから借りてきて、展覧会を実施するうえで、スポンサードは必ず必要になることだし。そして、俺はあまり好きじゃなくても、こういったものが好きな人が少なからずいることも事実だろう。むしろ俺のほうがマジョリティかもしれない。
リヒ...
続きを読む≫ 2012/12/10 10:26:18 メイン
コラム「リヒテンシュタイン 国立新美術館に行ってきた」に関する意見、感想、経験談を、Takominさんからいただきました。(2014/6/2)

「華麗なる侯爵家の秘宝」と言われるのが、ヨーロッパのリヒテンシュタイン侯家が収集した美術コレクションです。個人コレクションとしては英国王室に次いでの多さを誇る、3万点もを所有しています。その美術コレクションが2012年の秋、開館5周年を記念して、国立新美術館にやってきました。日本で初めて公開されたので、これはぜひとも見に行かなければ!と、いそいそと出か...
Sakuyuさんから、コラム「リヒテンシュタイン 国立新美術館に行ってきた」についての感想、意見、体験などをいただきましたの掲載します。(2014/6/12)

リヒテンシュタインは、西ヨーロッパの真ん中くらいにある国ですね。たしか、青と赤の旗で何か模様が入っていたような気がします。そんな遠い国の美術を日本にいながらにしてみる機会があるのはいいですね。でも、今の私にはその国の知識があまりにもなさ過ぎです。わざわざ遠くから借りてくるからにはすばらしいものなんでしょうけど、どこまで理解できるのか分か...
コラム「リヒテンシュタイン 国立新美術館に行ってきた」について、Ryo Angelさんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。(2015/5/19)

今の自分にとって美術館はとても非日常なものです。子育てに追われ家事に追われ静かにゆっくり何も気にせず鑑賞している余裕がないからです。昔は何度か行った事があります。確かに入り口から非日常を感じさせてくれれば鑑賞している時もいつもの自分と違った自分で鑑賞できますよね。どんな気持ちでこの絵を描いたのか?とか書いている最中に自分の様に何かに思い悩む...
「リヒテンシュタイン 国立新美術館に行ってきた」についてのMikiAkamiさんのコメント
確かに海外の美術品や絵画など素晴らしい者はたくさんあります。しかし、日本にも素晴らしいものはたくさんあります。海外の作品に目を向けるのもいいのですが、日本にある日本人の作品にもっと目を向けて欲しいですね。小さな博物館など、日本全国にありますが、実際には訪れている方は少なく、日曜日や祭日などでもガラガラです。海外からの作品は一生に1度しか目にすることができないかも知れませんが、それよりも日本の多くの作品を目...